エージェント・レッド
<AGENT RED>
00年 アメリカ・カナダ合作 98分

監督:エド・レイモンド
出演:ドルフ・ラングレン(ヘンドリックス大尉)
   アレクサンダー・クズネツォフ
   トニー・ベッカー
   ナタリー・ラドフォード(リンダ)

(あらすじ)
致死率100%の殺人ウイルス「エージェント・レッド」を輸送する潜水艦がテロリストにジャックされてしまった!しかし、その艦には人間核弾頭こと、ドルフ・ラングレンが乗り合わせていたのだった!

(感想)
ドルフ・ラングレンが潜水艦物に挑戦した意欲作。ですが、他映画からの流用シーン多数。流用じゃないシーンも、他のアクション映画の演出をパクっているとい有様で、悪い意味でのB級映画感に溢れた一作、という感じでした。
ここ数年、ドルフ演じるヒーローはどうも弱体化してますね。何でもない雑魚に苦戦したり、牛乳を浴びて弱ったり・・・。この映画のヘンドリックス大尉も残念ながら例に漏れず。一本の映画中、2度も敵にやられてノビるヒーローなんて見たことないです。
遠距離戦では2丁拳銃をダイビングしながらぶっ放したりと、ヒーローっぽいところも見せるんですが、接近戦になると弱いという。同じ空手アクションスターのヴァン・ダムやチャック・ノリスとはえらい違いです。どうなってるんでしょうか。