監督・製作・原案:マーク・L・レスター
出演:ブラッドレー・グレッグ(コディ)
トレイシー・リン(クリスティー)
パトリック・キルパトリック(ブライレス)
ジョン・P・ライアン(ハーディン)
パム・グリアー(コナーズ)
マルコム・マクドウェル(ラングフォード校長)
ステイシー・キーチ(フォレスト)
(感想)
何やら、やたらシリーズの多い『処刑教室』シリーズの2作目。でも多分、『死霊のはらわた』シリーズみたいに、邦題で勝手にシリーズにされてる可能性は大ですね。ただ、この映画は『処刑教室』の正式な続編に当たります(物語の繋がりは無いですが)。
一応、アクションに分類しましたが、どちらかというと、ホラー・アクションですね。『13日の金曜日』よりやや弱め程度の残酷シーンが出てきます。
あらすじでは近未来という言葉を使ってますが、タイトルにある通り、舞台は1999年です。製作が90年なので、「当時は近未来」という事です。
とにかく、学校の荒れ具合が酷いんですが、当時は「将来、このまま行けば学校はこんな状態になる!」みたいな流れがあったんでしょうかね。ただ、あんな、銃を平気で持ち歩いてるような危ない連中が、なぜか学校にはちゃんと来てるってのが笑えますね。あそこまでワルならわざわざ学校まで来なさそうな気もするんですが。まさか、サボると親に怒られるから学校に行ってるわけでもないでしょうし。
あと、舞台となるケネディ高校、暴力事件発生件数2時間38秒に1回という説明が出てきますが、何だか、思ったより少ないですね(笑)。少なくとも事件発生後2時間は皆おとなしくしてるという事なのか。
まあ、そんな細かいツッコミどころは多々あるタイプの映画ですが、見てて単純に「面白い」映画ですね。
主演のブラッドレー・グレッグは、主人公コディをクールでかっこよく演じています。主人公がかっこいいとアクション映画はグッと締まります。ただこの俳優、出演作がこれ含めて2本しかないみたいですね。もしかしたら、テレビ俳優なんだろうか?