監督・脚本:ガイ・マノス
出演:トム・ベレンジャー(レッドライン)
スティーブン・ボールドウィン(クーパー)
デニス・ロッドマン(ターボ)
マキシン・バーンズ(スター)
ロン・シルバー(マーゲイト)
キャスパー・ヴァン・ディーン(デルマイア)
(感想)
ウェズリー・スナイプスのスカイダイビング映画『ドロップゾーン』の原案のガイ・マノスが監督・脚本を務めたダイビング映画で、『ドロップゾーン』以上にスカイダイビングシーンに重点が置かれた作りになっています。
とにかく、スカイダイビングシーンがたっぷり出てくるので、それ自体に興味が無ければ、まあ見なくてもいい映画ですね。『ハートブルー』とか『ワイルドスピード』みたいな感じの話で、この2作のどっちかを見てれば十分です。
クレジットのトップはトム・ベレンジャーですが、主役はスティーブン・ボールドウィンです。ボールドウィン兄弟の一人ですが、兄のアレックは結構有名な映画に出てるのに、このスティーブンはB級映画によく出てますね。
また、『ダブルチーム』のデニス・ロッドマンも出てますが、あの映画と違って、特に目立った活躍シーンのない、別にロッドマンをキャスティングする必要の全く無い役柄です。それに、俳優が本業じゃないせいか、演技が素人目に見ても下手ですね。『ダブルチーム』ではあまり感じさせなかったですが、多分、ツイ・ハークの演出が良かったんでしょう。
あと、『スターシップ・トゥルーパーズ』のキャスパー・ヴァン・ディーンもライバル役で、ちょこっと出てきます。
原題の『カットアウェイ』とは、仕事を辞めてダイビングに全てを捧げる事を言うようです。実際にスカイダイビング界にそんな言葉があるのかは不明ですが。