監督・撮影:ピーター・ハイアムズ
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー(ジェリコ・ケイン)
ガブリエル・バーン(サタン)
ロビン・タニー(クリスティーン・ヨーク)
ケビン・ポラック(シカゴ)
CCH・パウダー(フランシス刑事)
ロッド・スタイガー(コバック神父)
デリック・オコナー(トマス・アキナス)
ミリアム・マーゴリーズ(メイベル)
ウド・キア(司祭/エーブル医師)
ビクター・バルナード(アルビノ)
(感想)
実はこの映画、劇場で観たときはかなり期待はずれでした。まず、シュワの演じるキャラがイメージと違って違和感があったのと、見せ場である終盤のアクションシーンの編集がメチャメチャで、画面で何が起こってるのかさっぱり分からなかったことなどが原因でした。
でも、どういう映画なのか知ってから改めて見ると、これがまた、結構面白いんです。
まあ、私の場合はよくある事なんですけどね。
今作のシュワはいつにもましてスリムな感じでかっこいいです。最初に見たときに違和感を覚えた、シュワの「暗い過去を持った男」の演技も何だかクールに見えました。
相変わらず、終盤のアクションシーンの編集は酷かったですが、それ以外のアクションシーンは意外とレベルが高く、もしかしたら初めてかもしれない、シュワの二挺拳銃シーンなんかもありました。
サタン役を名優ガブリエル・バーンが演じてるんですが、どうも印象が薄い感じです。少々、シュワに喰われてる感がありますね。演技力では上なんでしょうが、ことエンターテイメント映画においてはシュワは天才的な存在感を出せる俳優ですからね。