監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド(ベン・ショックレー)
ソンドラ・ロック(ガス・マレー)
パット・ヒングル(ジョゼフソン)
ウィリアム・プリンス(ブレークロック)
マイケル・キャバノー(ファイダスピール)
ビル・マッキニー(コンスタブル)
(感想)
とにかく、アクションシーンの映像が凄いインパクトがあります。中盤のヘリとバイクのチェイスシーンも凄い迫力ですが、やっぱり終盤の、銃撃の雨の中をバスで通り抜けるという有名なシーン。ここの迫力、と言うか、映像のインパクトは凄いです。
さっきから、「凄い」「迫力」「インパクト」を連発してますが、この映像を見た時に出てくる言葉はもはやこの3点ぐらいしか思いつかないんですから仕方がないです。
ストーリー自体は別段、目立って面白い所や珍しい点は無いです。映画の流れも、見てて何だか「いかにも脚本通りに物事が進んでるな」という感じに展開していきます。
ですが、それを補って余りあるアクションシーンの映像の迫力。これのせいで、映画全体の雰囲気も傑作っぽく感じられてくるから不思議です。もちろん、主演のイーストウッドの魅力も映画の質を高める要素の一つになっていますけどね。
ラストは何だか拍子抜けな終わり方をするんですが(あの棒立ち警官の大群は何なんだ?)、劇中のショックレーとマレー同様、見てるこっちもグッタリ来てるんで、特に文句を言う気も起こらないです(むしろ、拍手を送りたくなります・笑)。