（あらすじ）
冒険家クリス・クウォーターメインは、幻のアレクサンダー大王の秘宝のありかを示す地図を持つ女性と知り合う。そして、相棒のジョニーを加えた３人で秘宝探しの冒険に出るのだった。

（感想）
タイトルは『トゥームレイダー』のもじりですが、内容は『インディ・ジョーンズ』のようなアドベンチャー映画です。
多分、制作費は相当低いです。「金かかってるなあ」と思えるようなシーンは一つも無しです。でもそんな事が気にならない程度にうまく作られてましたね。
内容は、やっぱり『インディ・ジョーンズ』そっくりな場面が出てきたり、『ハムナプトラ』っぽい展開が起こったりと、有名アドベンチャー映画からのアイデアの頂きが多いんですが、まあこのレベルの映画にしてみれば、しょうがないところでしょう。
主演は『リーサルコップ』でマーシャルアーツを披露した、トーマス・イアン・グリフィスですが、演じるクリスがあくまで冒険家ということで、あんまり暴れません。でも、少しは格闘シーンやら剣劇シーンなんかが入ってます。アクションがメインの映画ではないので、抑え目ではありますが。
また、主人公の性格がやたらと陽気で、ほとんどのシーンで笑顔という微笑ましさ。冒険とジョークを愛する、ナイスなキャラクターでした。