監督:ケビン・フックス
出演:ウェズリー・スナイプス(ジョン・カッター)
ブルース・ペイン(チャールズ・レーン)
トム・サイズモア(スライ・デルヴェッキオ)
アレックス・ダッチャー(スレートン(マーティ)
アーニー・ライブリー(ビッグズ)
ロバート・フックス(ヘンダーソン)
ブルース・グリーンウッド(スチュアート・ラムジー)
エリザベス・ハーレー(サブリーナ)
(感想)
マーシャルアーツの達人、ウェズリー・スナイプスのアクションが冴え渡る航空アクションです。
『ダイハード』のような限定空間物のアクションっぽい感じの映画ですが、舞台は主人公の行動範囲がやたら狭い旅客機内。しかも主人公はテロ発生時にその機に乗り合わせているため、隠れる場所といったら機内のトイレぐらいという。こんな状況でどうストーリーを展開させるのかが一つの見所ですね。
主役を演じるのがセガールではないため、一気に突入して犯人全員を葬って終わらせるというマネが出来ません。なので、まずは燃料を棄てて飛行機を着陸させるという手段をとるわけですね。
この映画、上映時間が90分にも満たないという短さの為、とにかく展開が早いです。舞台も飛行機内から、飛行場、遊園地と次々に移り、それぞれでアクションシーンが展開されます。しかも、詰め込みすぎで散漫という印象は決して与えず、スマートに流してくれるので、ラストまで一気に見る事が出来ます。
また、随所で披露されるスナイプスの格闘シーンは見ててため息が出るほどの華麗さです。
スナイプス演じるカッターの友人の刑事役で、トム・サイズモアが出てるのもポイント高いです。しかも役名が「スライ」というのも高ポイントです(何のポイントだ・笑)。