監督:マーク・ローバー
出演:ゲイリー・ダニエルズ(トニー・ストロング大尉)
ジョン・スタンディング
テレサ・シーラー(アレクシー・ジョーンズ)
クリストフ・ウォルツ(アリ・ベンサム)
(感想)
ゲイリー・ダニエルズがスパイ映画に挑戦!街中で繰り広げられるカーチェイス、銃撃戦!テロリスト軍団との戦車や装甲車を使った戦闘シーン!そしてお約束のダニエルズによるマーシャルアーツ!
と揃っている、一見すると派手な娯楽大作っぽいですが、そこは低予算映画なんで、ダニエルズ本人によるアクション以外はちょっとアレだったりします。
しかも、予算以前に、どうも監督の手腕が原因っぽいんですが、全てのアクションシーンに緊迫感がまったく感じられないんです。
話自体は悪くないんですけどね。何しろ、ダニエルズ版ボンド映画って感じなんですから。だから、こんな出来で終わったのはひじょうに惜しいです。どうやら、続編が作られているようなので、そっちに期待したいです。
ところで、ゲイリー演じる主人公の名前がトニー・ストロングです。ストロングですよ、ストロング。とっても強そうです(そのまんま・笑)。続編ではどんな活躍を見せてくれるのか非常に楽しみです。