監督・製作:カレン・ブレイン
製作・脚本:バッド・ルイス
出演:リチャード・ゲスウィーン(コールダイロン)
マーガレット・トリッグ(ソニー)
ジェーン・スミス(ドクター・スティール)
ジェームズ・コール(グレッグ)
キャロル・ブランドン(R.O.T.O.R)
(感想)
タイトルからして『ロボコップ』のバッタ物ですが、どうも『ターミネーター』もパクっているようです。凄いのは、製作年度が『ロボコップ』と同じという所ですね。いったい、何週間で作った映画なんだろう(笑)。
当然、そんなバッタ物映画が面白い映画のはずがないんですが、何故か劇場公開をされてるらしいんですよね。こんなのを劇場で見てしまった人がいるんですね。気の毒に・・・(笑)。
何がつまらないって、展開が何とも単調ですし、肝心のロボポリスが映画が始まってからなかなか出てこないですし、出たと思ったら、ただのヒゲオヤジなんて外見だしと、映画を面白くする要素より、つまらなくする要素の方が多く入ってるぐらいです。
一応、“面白くする要素”も入ってる事は入っています。まず、主人公のコールダイロンは、アクションシーンが始まると急に演技がダーティ・ハリーを意識したものになりますし、本編と何の関係も無いコンビニ強盗に巻き込まれるシーンでは、店員のおばちゃんがカンフーを使ったりします。
あれ?これは“映画を面白くする要素”じゃなくて、“ツッコミ所”か(笑)。
でも、こんなタイトルの映画から想像する、「どんなにつまらない映画なんだろう」という興味には100%応えてくれる内容ではありましたね。