シャークアタック
<SHARK ATTACK>
99年 アメリカ映画 96分

監督:ボブ・ミシオロウスキー
出演:キャスパー・ヴァン・ディーン(スティーブン・マクレイ)
   ベントレー・ミッチャム(マイルズ・クレーブン)
   ジェニファー・マクシェン(コリン・デサンティス)
   アーニー・ハドソン(ローレンス・ロウズ)
   トニー・カブラリ(マニ)

(あらすじ)
とある港町に凶暴化した鮫が出没し、地元の漁師や観光客相手の商売人が食いっぱぐれる事態が発生する。
そんな町に一人の若き鮫学者マクレイが訪れる。鮫の研究をしていた友人に呼ばれて来たのだが、着いてみると、その友人は鮫に食われて死んだというのだ。しかし、何かきな臭いものを感じ取ったマクレイは、死んだ友人の妹コリンと調査を始めるのだった。

(感想)
タイトル通り鮫映画なんですが、今までの鮫映画と違って、作りが動物パニック物とはちょっと違う感じになっています。海上よりも、陸上でのアクションが主になっているんです。というのも、ストーリーにおける「敵」は鮫ではないからなんです。
確かに鮫は凶暴になってるんですが、それにはある原因があり、背後には陰謀の匂いがする。それを暴いていくのがおおまかな筋になるんです。実際、鮫の襲撃シーンは映画の中で数える程しか出てきません。なので、数ある鮫映画の中では珍しい部類なんじゃないですかね(当時としては)。

主演は『スターシップ・トゥルーパーズ』のキャスパー・ヴァン・ディーンです。初めて『スターシップ〜』を見た時に、「ついに若手のアクション俳優が登場したか!」と喜んだものでしたが、その後はあんまり活躍してくれてないのが残念です。この『シャークアタック』も、彼のアクション演技でどれだけグレードが上がってることか。もっとちゃんとしたアクションにも主演させてほしいものです。