監督:ボブ・ミシオロウスキー
出演:キャスパー・ヴァン・ディーン(スティーブン・マクレイ)
ベントレー・ミッチャム(マイルズ・クレーブン)
ジェニファー・マクシェン(コリン・デサンティス)
アーニー・ハドソン(ローレンス・ロウズ)
トニー・カブラリ(マニ)
(感想)
タイトル通り鮫映画なんですが、今までの鮫映画と違って、作りが動物パニック物とはちょっと違う感じになっています。海上よりも、陸上でのアクションが主になっているんです。というのも、ストーリーにおける「敵」は鮫ではないからなんです。
確かに鮫は凶暴になってるんですが、それにはある原因があり、背後には陰謀の匂いがする。それを暴いていくのがおおまかな筋になるんです。実際、鮫の襲撃シーンは映画の中で数える程しか出てきません。なので、数ある鮫映画の中では珍しい部類なんじゃないですかね(当時としては)。
主演は『スターシップ・トゥルーパーズ』のキャスパー・ヴァン・ディーンです。初めて『スターシップ〜』を見た時に、「ついに若手のアクション俳優が登場したか!」と喜んだものでしたが、その後はあんまり活躍してくれてないのが残念です。この『シャークアタック』も、彼のアクション演技でどれだけグレードが上がってることか。もっとちゃんとしたアクションにも主演させてほしいものです。