映画が進む毎に、キックアスに対する「同じボンクラとしての親近感」が段々と薄くなっていくようになっているんですけど、最終的に、成長をしたという事なのか、我々とは完全に別世界の住人になってしまったのは少々残念でした。主人公が成長して残念がるのもどうかと思いますが（笑）。
ついでに、特にキックアスに協力とかしていたわけでもない、友人Ａも何か噓くさいサクセスっぷりを見せてましたしねぇ。なので、最後までボンクラのままだった友人Ｂに対する親近感がかなり高まってきて、「コイツが主役だったら良かったのに」とか思ってしまいましたよ。テレビでヒットガールの活躍を見て、「この子が大きくなるまでオレは童貞を守る」と宣言してましたけど、思わず「頑張れ！」と応援したくなってしまいます。決して「誰から守るんだよ」なんて、友人Ａみたいな事を言ってはいけません（笑）。
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