あと、中盤の森林での「オプティマスVSディセプティコン数体」のバトルもかな〜り熱かったですねぇ。オプティマスの強さといい(最後は負けますけど)、その華麗な立ち回りといい、もう、最高のアクションシーンでした。
このシーンに限らず、対決シーンでは全般で、乱戦になると、それぞれがどういう動きをしてるのかがよく分からなくなるんですけど(各ロボット自体がごちゃごちゃしたデザインなせいか)、時々スローを入れたりしてくれますし、動きが大体は把握出来るように映されてるのも良かったです。最近のアクション映画の基準ではかなり見易い部類だったんじゃないだろうか。
そして、劇中最大のサプライズ&興奮大爆発シーンと言えば、復活したオプティマスが、爺さんロボの部品を頂戴してからのシーンですよ。てっきり、部品を頂くことで、体力が回復するのかと思ってたんですが(その前の復活時では、体力までは復活してなかったようなので)、まさか、オプティマスが「フルアーマーZZガンダム」みたいな形態になるとは思わないじゃないですか。
もうここは正直に白状しますけどね、私はこの一連の場面を見て、あまりのカッコ良さに泣いてしまいましたよ。『スラムドッグ$ミリオネア』や『グラントリノ』でも「泣く」まではいかなかったこの私が、よもや『トランスフォーマー』で泣くとは。だって、主役ロボットの換装パワーアップシーンを見て狂喜乱舞せずにいられますか。
ただ、肩にキャノン砲みたいなのを装備したんで、ここからメガ粒子砲みたいな極太ビームが出るのかと思ってたら、発射されたのは意外と地味で細めなビームでしたね。でも、きっと攻撃力はメチャクチャ高いに違いない。
(※2回目を見て気付いたんですが、肩にしょってたのは、飛行機の翼に付いてるような、エンジンタンクみたいなものだったんですね。しかも、ここから発射したと思っていたビーム攻撃も、オプティマス標準装備の腕から出るミサイルでした。どうやら、感動し過ぎて、夢を見ていたらしい。
でも、このエンジンタンクみたいなのも、反転して何か発射してたんですよね。この辺りは動きが早くてよく分からなかったです。あのパワーアップオプティマスの全貌をしっかり見たければDVDかブルーレイを買ってスローで見ろという事なのか)